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小児矯正

お子さんの矯正治療を検討中の方へ

お子さんの矯正治療を検討中の方へ

矯正治療によって、歯並びだけではなく噛み合わせや歯磨きのしやすさも改善され、お子さんのお口の健康をサポートできます。
矯正治療は、混合歯列期(6~12歳頃)に行う「Ⅰ期治療」と、永久歯列期(12歳以降)に行う「Ⅱ期治療」に分けられます。
歯並びの乱れが進行してから治療を開始すると、治療に時間と費用がかかる場合があるため、歯並びが気になる場合は5~6歳頃に一度ご相談いただくことをおすすめします。
その後は、お子さんのかかりつけ歯科医として、適切な時期に適切な矯正方法をご提案いたします。もちろん、矯正治療が不要と判断することもありますので、必ず矯正治療を受けなければならないわけではありません。
お子さんにとって最善の口腔状態へ導くことができるようにサポートいたしますので、どうぞお気軽にご相談ください。

子どもの矯正治療の開始時期

お子さんの矯正治療の開始時期は、5〜7歳頃が推奨されています。
矯正治療の目的の1つは不正咬合の原因である顎の発育不足を改善することです。歯をきれいに並べるためには、永久歯が生えるスペースを確保する必要があります。しかし、顎が成長する時期は限られており、タイミングを逃すと顎の成長を利用した矯正治療が行えません。
上顎の発育は5歳頃に95%程度まで進み、8歳から10歳でほぼ終了するとされています。そのため、永久歯が生え始める6歳頃、また受け口の傾向のあるお子さんの場合には5歳頃から治療を始めることをおすすめしております。

小児矯正治療の重要性

小児矯正治療の重要性

歯の生え変わりの時期は、将来の歯並びだけでなく顔の容貌にも影響する重要な時期です。お子さんの成長期における顎の発育をうまく利用することで、上下の顎のバランスを調整し、美しい歯並びと正しい噛み合わせを実現できます。
歯並び・噛み合わせが整うと、むし歯や歯周病、口臭、唇や舌の癖、発音障害、顎関節症などの予防につながります。また、お子さんのコンプレックスが解消し、自信を持てるようになることも少なくありません。
小児矯正治療では、抜歯をする必要がない場合があります。顎の骨を拡大する装置を使用することで、将来の成人矯正での抜歯のリスクを軽減できます。お子さんの現在だけではなく将来の健康を考えるのであれば、小児矯正治療を検討することが大切です。

小児矯正で気になるポイント

費用はどれくらい

矯正治療の場合は自費治療になるため、より治療費用がいくらかかるか気になるところかと思います。当院の小児矯正は、初回無料相談を行っており、最初に治療費用がいくらかかるのかお伝えし、デンタルローンなどの支払い方法や追加費用などしっかりご説明のうえ治療を行いますのでご安心ください。

治療期間が長い

治療期間は、個々の歯並びの状態や治療に使用する矯正装置によって異なります。一般的には、軽度な歯並びの場合で約1年から1年半、より複雑な症例の場合には2年以上の期間が必要となることがあります。
初回の無料相談にお越しいただければ、お子さんの具体的な症状や治療の予定などを詳しくお伺いし、個別の治療計画を立てることができます。その際に、治療期間や必要なステップについてもご説明させていただきますので、ご安心ください。

痛みが心配

小児矯正では、マウスピースを使用するためワイヤー矯正と比べて痛みが少ないと言われています。
マウスピース型の矯正装置は、お口の内側に金属が当たることがないため、痛みはほとんどありません。また、特殊な素材で作られており、適切なフィット感を実現します。
マウスピース矯正の特徴は、少しずつ歯を移動させるため、歯の動きに伴う痛みを抑えることができます。初めのうちは違和感や圧迫感を感じることがあるかもしれませんが、慣れてくるとそれらも軽減されます。

装置が目立たないか不安

マウスピース矯正は透明なマウスピース型の矯正装置であり、装着していることを周りの人に気づかれる心配はほとんどありません。
ワイヤー矯正で金属のブラケットを使用する場合、口を開けたときに装置が見えてしまいます。マウスピース矯正は装置が外から見えにくいため、口元を気にせずに過ごしていただけます。

日常生活に影響がないか心配

マウスピースによる矯正治療は、日常生活への影響を最小限に抑えることができます。
まず、マウスピース型の矯正装置は透明で目立ちにくいため、学校や社会生活で周囲に気づかれることはほとんどありません。自信を持って日常生活を送ることができます。
また、マウスピースは薄くて柔らかい素材でできているため、スポーツで転倒した際に口を切る心配もほとんどありません。
さらに、取り外しできるため、装置に食べ物が詰まらないか心配することなく食事をとっていただけます。歯磨きもマウスピースを外してこれまでどおりに行うことができます。

小児矯正で使用する装置

プレオルソ

プレオルソ

プレオルソは、口周りの筋肉のバランスを整えることを目的とした柔らかい装置です。通常、3歳から10歳のお子さんを対象としています。
歯を直接動かすのではなく、筋肉を鍛えて歯が正しく生えるように誘導します。口の筋肉を鍛えると唇や舌の癖が改善することで、正しい嚙み合わせになるように促せます。
プレオルソは柔らかい素材で作られていることで装着時の違和感が少ないため、刺激に敏感なお子さんにも問題なく使用いただけます。

プレオルソ

インビザラインファースト

インビザラインファースト

インビザラインファーストは、大人向けのマウスピース矯正と同じタイプの装置を使用した小児矯正治療です。主に6歳から10歳のお子さんを対象としています。
透明なマウスピースを使用して歯を少しずつ動かします。使用するマウスピースは透明で目立ちにくいため、周囲の人に矯正治療を受けていることを気づかれる心配はほとんどありません。

インビザラインファースト

マルチブラケット

マルチブラケット

マルチブラケットは、一般的な矯正治療で使用される装置です。この治療法では、歯の1本ずつに小さなブラケットと呼ばれる装置を取り付け、それらをワイヤーで結んで力をかけて歯を動かしていきます。
マルチブラケットは幅広い症例に対応できるため、歯並びの改善や噛み合わせの調整など、さまざまな目的において使用されます。

ムーシールド

ムーシールド

ムーシールドは、受け口の改善を目的としたマウスピース型の取り外し可能な矯正装置です。舌を正しい位置に安定させたり口の周りの筋肉を鍛えたりすることで、正常な顎の発達を促します。寝ている間にだけ装着するため、日中に学校や外出先で装着する必要はありません。